ビタミンB1 チアミン

栄養所要量

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アメリカ:1.5g
日本人:成人男性1.1g  成人女性:0.8グラム

効果・効能

疲労回復、筋肉痛、神経痛、関節痛、眼精疲労、手足のしびれ、
脚気の改善、急性アルコール中毒の回復 など

過剰症

多く摂取しても特に問題はない。

欠乏症

全身疲労、神経痛、筋肉痛、脚気、集中力低下、不安、いらいら、不眠、うつ状態などの精神・知能変化、下痢、便秘、消化機能低下など

主な食品

肉類(特に豚肉)、豆類、胚芽、うなぎ、緑黄色野菜など

化学名

チアミン
                         

特徴

ビタミンB1は水溶性の中で、もっとも水に溶けやすいビタミンで、加熱するとより水にとけやすくなりしょくひんから失われてしまいます。そして、体内貯蔵量が約30mgと少量で、腸内細菌の中にはビタミンB1を分解する酵素があるため日ごろから摂取する必要性があるビタミンです。

ビタミンB1は、毎日体から排出されてるのと、分解されやすく、欠乏しやすいビタミンです。

摂取するときに、ニンニクと一緒に摂取すると吸収されやすく、消化器官のなかでニンニクの成分と一緒になり、分解されないビタミンB1になります。いわゆる、アリナミンと呼ばれるものです。聞いたことありますよね!

働き

ビタミンB1は、糖質代謝や資質のエネルギーエンルギー生産に関わるビタミンです。私たちが生活するためには、エネルギーが必要です。
 

エネルギー源となるものは糖質(ブドウ糖)、脂質(脂肪酸)、タンパク質(アミノ酸)ですが、日本人は米を主食としており、エネルギー源としての糖質は重要です。

欠乏すると、体の細胞、脳などのエネルギーが不足し肉体的にも、精神的にも色々な
疲労感をもたらします。脳は糖質以外のものをエネルギー源にすることができません。

つまり、頭を使う時は糖質が必要になり、糖質をエネルギーに換える働きをするビタミンB1も必要になります。ビタミンB1が脳の働きの維持に重要な役割を果たすというわけです。

また、神経伝達にも関わり、不足すると神経麻痺、脚気などを引き起こします。特に米の精米技術が進むとともに、ビタミンB1を含む胚芽や米ぬかが除かれ、ビタミンB1不足が問題視されるようになりました。ビタミンB1が欠乏すると疲労しやすくなり、さらには脚気などを引き起こします。

特に、穀類、アルコール類を多量に摂取する人には、ビタミンB1の補給が日ごろから欠かさない必要があります。

疲労回復に有効

 
人間が活動するには、エネルギーが必要です。特に日本人は、お米(ご飯)を食べます。お米は、炭水化物=糖質が豊富です。その糖質は、体内でブドウ糖に変換し、さらに肝臓でエネルギーに変換されますが、そのときに必要なのがビタミンB1です。

また、、ビタミンB1が不足すると、ブドウ糖はエネルギーにならないばかりでなく、
乳酸という疲労物質に変化し、よけに疲労を招くのです。

ストレスの緩和

 
脳のエネルギー源であるブドウ糖の生成を助けているのでその結果、ストレスを緩和してくれます。また逆にビタミンB1が不足すると、ストレスを受け不眠・イライラ・記憶低下などをおこします。

これらの働きのように。ビタミンB1は『精神ビタミン』と言われ、抹消神経を正常に保つ働きがあります。そのため、アルツハイマー病の予防・改善にも効果があるとも言われています。

ダイエットに効果あり

ビタミンB1は、炭水化物=糖質を燃焼するのに、必要不可欠なので、ダイエットにとても有効です。

反対に、ビタミンB1が足りないと、炭水化物=糖質は燃焼されずに脂肪となるので、逆に太ってしまいます。

脚気に効果あり

現代で脚気といわれても、あまりピンとこないでしょうが、以前は日本人の多くの人が悩まされ、多くの人の命が奪われてきた病気です。

脚気は、全身の倦怠感、動機、下肢むくみ、手足のしびれなどの末梢神経の障害がおこり、悪化すると心臓の機能低下がおこり、心不全を起こして死んでしまう疾患です。

ビタミンB1が不足するとおこるので、ビタミンB1の欠乏症のひとつといえます。実は、これを発見したのは日本人であります!

ビタミン第1号

ビタミンB1は、1910年に日本人の鈴木梅太郎博士が世界で初めて発見したビタミンです。

博士は、この物質を米ぬかから発見し。『オリザニン』と名づけました。そして、世界へそのことを論文にして出したのですが、『これは、新しい栄養素である』という一行がなかった為、世界的には注目されなったのです。

また、当時も封建的な日本国医師達は、もちろん認めなかったのです。当時の軍医のトップは作家でも有名な森鴎外です。彼は、脚気の為に米を食べることを推奨していましたが、明らかな間違いでしたが、彼は死ぬまでこれをいい続け、鈴木博士が推奨した、玄米食を否定続けました。

ビタミンB1の欠乏症は、鈴木博士の発見によって改善方法が見つかり、食文化の変化で、肉類・野菜・牛乳などからビタミンB1を摂取するようになり脚気にかかる人はほとんどいなくなりました。

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